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医者に行く。

朝6時、腹痛で目覚める。とりあえず痛み止めでなんとかする。

昼過ぎ、焼き芋を食べたらまた腹痛。帰り道の途中にある小さい
病院に駆け込む。胆汁のせいなんだそうで、薬をもらう。

とっても暇な病院なので、お医者さんは、懇切丁寧に
内蔵の図を描いて説明して、「胃潰瘍じゃないです」
「十二指腸潰瘍じゃないです」といっていく。
そして最後にやっと、医学事典を開いて、「これですね」という。
横になると、聴音機をお腹にあてて、私のお腹の音の違いを
聞かせてくださる。


ついでに私の生年月日をみて、「この前年に、私、東京医大を卒業しまして」
「この年の12月に、息子が産まれました」と語る。

よく分からないサービス精神いっぱいの病院であった。

とりあえず、その後、喫茶店で校正をし、夜は『フォッグ・オブ・ウォー』を観る。
同じようなことを扱っていながら、最初の5分で観る気をなくした
クルーニー監督の『グッド・ナイト&グッド・ラック』との作品としての
質の差は歴然。内容とか出演者が問題なのではない。
編集の違いなのである。
ちょっとあざといぐらいのうまさ。
監督は『シン・レッド・ライン』の人。
あの映画はそんなによいと思わなかったけど。
by chinaloca | 2007-09-05 20:57