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六本木詣で

この日は私が受講するゼミが休講で、夫がする月・火のゼミが終わったところなので、オフ。オフったらオフ。というわけで、買い物行脚に出かける。

まず吉祥寺に、その場でオーダーメイドできるベルト屋さんを見つけたので、夫を連れて行ってみる。

そこから渋谷へ。先日、六本木ヒルズでみつけて気に入った店の別の支店があったのでいく。夫がジーパンを買う。

お腹が空いたけど、我慢して歩いて、青山にあるハンバーガー屋さんへ。ハワイ風のもので、でかい。うまい(そして、ちょっと高い)。手をケチャップでべたべたにしつつ、満足。
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そこから「骨董通り」という、こじゃれためがねやら靴やら鞄やらの専門店が並ぶ通りをぬけて、歩いて六本木ヒルズへ。ええ。歩いて。夜にどっと疲れが出ました。

とりあえず、エスプレッソで一息。

店がたくさんあるようで、意外に男性の服の店が少ない六本木ヒルズ。
とりあえず、今年やっと日本に上陸した、夫が10年以上前からファンの、「バナリパ」(Banana Republics)へ。

アメリカだと、身長165cmの私でもXSサイズのものがぴったりで、夫も、Sサイズでも少し大きかったりするのだけど、さすがに日本向けにサイズを変えてある。しかも、より、エレガントに。そして、商品を手に取った瞬間、ハウスマヌカン(>死語!)が話しかけてくるのも、日本ならでは。

マルクスじゃなくても、商品が「神」であるなんて考えは、日本じゃ、その辺のフツー外国人にでも思いつきそうなものだ。だって、起きていることそのままを表現しているようなものだと思う。そんな商品の集まったショッピングモールは、神殿。ショップの店員は「カリスマ」だし。

アメリカみたいに、いくつもの商品がぐちゃぐちゃに積み上げられて、なんて光景、私には「冒涜」に見えたぐらいだ。ふだん、大したブランドの店で買わない私でさえ。

夫は自分用に素敵な皮の鞄をみつけ、私に黒いタートルネックのセーターを買ってくれる。でも、本来、今日、買うつもりだった、ベルトがなかったので、東京駅の丸ビルまで行ってみる。でもない。というわけで、始発の中央線に乗って、『バナールな現象』を読みつつ帰る。

夫が「おめん」という、京都のうどんやさんの野菜たっぷりうどんを模したうどんをつくってくれる。うどんは釜ゆでで卓上に。いつ食べてもうまい。
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by chinaloca | 2005-11-16 18:44