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ある研究。アフガニスタンの味。

日曜は勉強する気になれません。
ていうか、日本はお盆じゃないか。少しぐらいダラダラさせてくれ〜。
でも夫が家でかりかりシゴトしているので、なかなか休んだ気になれない(涙)。
というわけで、私に、今度の休暇の計画を立てよ、というミッションが言い渡される。

げ。

地図を読むのも、計画たてるのも苦手なのに。
『地球の歩き方』とLonely Planetというガイドの王道に(苦痛をこらえて)目を通したあと、こんなのではやっぱりよう分からん、ということで、本屋にもっと特化したガイドを探しに行く。
途中、雷雨になっても負けずにハーバードスクエアへ。

あら。

そこにあったはずの、Globalなんとか、という、地図とガイドブックの専門店がなくなってるよ。店舗のリース期間が切れたから、っていうけどさ。またハーバードスクエアから、個人営業の、味のある本屋がなくなってしまったね。

Barns&Noblesが乗っ取った大学生協本屋をみたあと、唯一といっていい個人営業書店、Harvard Square Bookstoreでよさそうな本を見つける。普通のガイドは、数人が、広く「公平」な感じでいろいろ書いているけど、これは “Hidden”とタイトルにあるように、穴場を、個人的な好みも交えて、著者ひとりが書いたもの。説明も平易だし読み物調で、Lonely Planetよりはるかに分かりやすい。
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   カエル君としばし、真剣に研究してみる。

夜は、アフガニスタン料理を食べに行く。
以前、お会いした日本人留学生のNさんからメールが前日にきて、今週いっぱい、嵐の前の静けさ的なお暇があるということで、お食事をしましょうとのお誘い。都合が会えば昨夜のうちにでも、ということだったので、今日、会うことに。

ここの料理はやっぱり絶品!
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  夫は、このラム肉しか頼まない。確かにおいしいんだけどさ。

初老だけど快活な店長に、「日本にお店出すべきですよ」というと、「そうかな。でもけっこう大変な商売なんだよ」。といいつつ、全米に4つ、姉妹店(というか、親戚がやってるから親戚店?)がある。
「あの肉の付け汁はどうなってるんですか?」と夫が聞くと、ニヤリ、と含み笑い。
「日本でも食べたいですよ」といわれると「じゃ、UPSで送るよ(笑)」
ちなみにこの人、アフガニスタンの大統領の兄弟です。

Nさんは、8週間のサマースクールで、フィールドの言語を、通常の一学期分、勉強するというコースをとってきたところだそう。彼女の話によると、アメリカ人なら、東南アジアのいくつかの言語には、こういうコースを受けるための費用を、全部負担してくれる奨学金があったりするんだそうだ。交通費もですよ。つくづく、アメリカの地域研究って、戦略的なものだよなあ。
by chinaloca | 2005-08-14 13:00