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とっかかりはつかんだ

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渡米するまで手をつけられないだろうと思っていた、投稿論文に目を通す。昨日読んだ『書く力』のおかげで、なんだか書き直せそうな気がしてきたのだ。11月に戻ってきたのを1月頭にやっと読んで、1月半ばに書き直したのだが、他にしないといけないことがあったのと、これじゃあだめだ、という想いもあって、放置してあった。

久々に読み返すと、自分でいうのもなんだけど、なかなか真摯な態度に感銘を覚えた。でもやっぱり論点がすっきりしない。

本に書いてあったように、キーコンセプトを書き出し、レジュメをつくる。本当の順番は逆だけど、とにかく書いたことをもとにやってみる。そうすると、かなり頭のなかがすっきりしてくる。これまで、どうしても脇道にそれてしまっていたのが、なんとか一つのことを「論じる」形になってきた。

4時、となり駅まであるものを買いに行く。それは何かというと、
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これ。なんだか分かります?
布ナプキン。最近、「布ナプ(ぬのなぷ)」と呼ばれ、一部のオーガニックでマクロビオティックな女性に大人気なのである。生理用品なのだ。

ぬのぉ?めんどくさ!大丈夫なの?!と例にもれず私も思ったのだが、ふつうのナプキンというのは、紙おむつよりも安全性や快適さに問題があるという。ダイオキシンが発生するとか、蒸れるとか。そんなわけで、これを使うだけで、生理痛がなくなったり、精神的な不安定さがなくなったりする人が多いんだそうだ。

また、今回、購入に踏み切ったのは、先月の生理が驚くほど軽かったから。それまではドロっとした血の塊がでてきたりしていたのだが(子宮筋腫の症状のひとつ)、それがなく、血の量も少なかった。生理痛や、子宮内膜症、子宮筋腫というのは、卵・乳製品・肉類をやめるだけで改善されるとは聞いていたが、ここまで劇的に違うとは…とあっけにとられたぐらいだった。

と、こんな話をブログで書いていいのか?!と怒られそうだが、いいのだ、私、人類学徒だから。フィールドによっては(というか日本が特に)、穢れとして扱われる生理ではあるが、私がいたキューバでは、男性の前で生理の話をするなんて当たり前だった。「日本では人前でしないものなの」というと、「はん!日本人ってのはお上品なコトだね!」とおばあちゃんに呆れられたぐらいだ。

日本はもっと、生理を脱・穢れ化/脱・神秘化すべきだと、私も思う。女性が自分のジェンダーを肯定的に捉えるためにも、男性が女性を尊重するためにも、必要なことだと思う。

スタバでデカフェコーヒーと、新発売のガトー・ショコラを食す。

まずっ。

最近、味落ちてませんか?ちゅうか、持ってくる段になって初めて、「パーコレーターで淹れました♪」って報告するのもいかがなものかと思ったぞ。しかも隣にいた気持ち悪いガキふたりとつまんなそうに相手してるスカした女一人の会話がイヤでも耳に入ってきて困った。

男)えー、タバコ吸ってんのー?ダメだよー、女の人はー。
女)私のまわり、みんな吸ってるよ
男)えー、ありえねー

女)お酒全然飲めないの?
男)うん、めちゃくちゃ弱い。
女)ビールも焼酎もダメなら、何飲んでんの?
男)酎ハイ

おばさんは、ガキはとっとと出て行け!とちゃぶ台をひっくり返しそうになったよ。でも日本のスタバはもう、ガキ向けの店になっちゃったみたいね。ふう。
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夜は白菜ときくらげののクリーム煮、ならぬ豆乳煮をつくる。豆乳と水に片栗粉でとろみをつける。メニューにはなかったけど、ちょっと麦味噌をいれると、なおコクが出てなかなかいけました。
by chinaloca | 2005-03-01 21:11 | 人類学